
先日学年祭が終わりました。
小さい子たちのかわらしいオイリュトミーや大きい子たちの見ごたえのある演出の劇や狂言など。
ひとつひとつ、毎日先生方に教えをいただきながら自分達で台本を考え、一歩ずつ進み、台本を覚えて毎日劇の練習や楽器の練習、挨拶も考え司会進行をまとめあげ、小道具大道具をデザインしたり作成しました。
少し、遅く帰ることもあり心配した親御さんもおいでになったかもしれません。
それほどに皆頑張っていました。
私は放課後いつもお手伝いでいたので、小さい子達の様子を見守りながら、様々な生徒たちの真剣なお顔で走り回り姿を時に顔を合わせて笑いながら肩を叩き合いながら舞台に向ける真剣な眼差しを感じていました。
そんな中でも、大きい子たちは声をかけてくれて時々縄跳びしてくれたり、羽子板してくれたりして遊んでくれました。
この時期は、独特の気持ちのよい清々しさと緊張感の風が流れるなぁと毎年感じます。
これは、このドングリの森の豊かさに守られながらがんばる子供たちの醸し出す素晴らしい空気感なのだと思います。
舞台は学年ごとに演出され、かわいい姿や歌声、大きな流れのある演劇など見ごたえのあるものでした。
入園前や幼児園から見ていたこどもたちが、高学年になって見せてくれる姿には心震える気持ちになります。
卒業したひとりひとりの姿も懐かしく思い出されます。
こうして、日々成長し巣だって行くのだとしみじみ感じながら毎日を大事にしていくことを噛みしめ、こうして時々御褒美のように美しい姿を心に焼き付けていく。
大切なことは、毎日をしっかり生きていくことがこうして結果としてでてくるのだと思いました。
学校や先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、誰もが私たちは未来に託すお仕事をしているのだなぁと感じました。
(5年生保護者)